葬儀の意味について

投稿日時 : 2014-04-25 23:10:15

最近、直葬といってお寺で葬儀をあげないで、直接火葬場で遺体を焼いてしまうことを選択する方が多いと聞きます。

葬儀を行って、高いお金を出して戒名の意味も知らずに、名前を付けられて、一体何の意味があるのだろうかと真剣に考えてしまいます。いったい葬儀はだれの為に、何の為に行うのかを生きているうちに考える必要があります。

生きているとはどういうことなのか。本当は生かされているという事に気づくべきだと、日ごろの生活から感じるところはたくさんありますが、不平不満を言い、感謝の気持ちを忘れて日々すごしていることに反省しなければなりません。

そういう意味では、生きていた時の感謝を表す意味も込めて、葬儀の意味もあるかもしれません。死んだという事を知らせて今までありがとうという気持ちを、残された友人や家族に感謝を伝える。これも一つの葬儀の役目かもしれません。知らないうちに死んで行くのは逆に残された人たちに、失礼なのかもしれません。形はどうあれ人生の最後には終わりを知らせる必要があるような気がしてきました。