葬儀やお墓の在り方の変化

投稿日時 : 2017-10-17 14:26:35

これまでにも何度か触れてきましたが、とにかく日本の葬儀にはお金がかかる、と言われています。宗教の違いはありますが、日本人ならどこかのお寺の檀家として所属している家が大半でしょう。お寺によって宗派はいろいろですが、これまでの一般的な葬儀の形式に則って執り行うとなると場合によっては数百万円もかかります。

更に立派なお墓を建てるとすると、また相当な費用がかかりますので、最近では葬儀の形式をどんどん簡素化し、お墓も立てずに納骨堂にするという人が増えているのもよくわかるような気がします。

若い世代にはまだあまり関心がないことかもしれませんが、両親や祖父母の年代の方々は「終活」といって、従来の葬儀やお墓の在り方に囚われずに自分らしい最期をいかにして迎えるか、真剣に考えている人が増えているようです。

「死」にまつわる話題はこれまで縁起が悪いとされ忌避されがちでしたが、いずれ誰もが避けては通れないことでもありますので、両親や祖父母の考え方についていろいろと話し合ってみるのも良いかもしれませんね。